ランド&リラでFXスワップ

1000万円を元手にFXスワップ投資を
しているブログ

南アフリカの失業率は25%以上

南アフリカの失業率は、2015年10月時点で、なんと25.5%もあります。
4人に1日は仕事に就けないわけです。


1980年代には10%以下でしたが、徐々に増加して2002年頃は
27.8%まで上昇したことがあります。


その後失業率は資源高騰とともに、低下傾向となり、2008年の
リーマンショック前に22%でした。しかし、ショック後に再度
じわじわと失業率が上昇して、現在は25%以上になっています。


失業率を押し上げている原因ですが、資源以外の産業がそれほど
発展していない状況に加え、資源相場の下落とともに資源産業で
解雇が増えていること、さらに人口の増加とともに、労働市場に
新たに流入するほとんどの若年層が仕事に就けないためです。


日本や米国では仕事を選ばなければほぼ就職できる国であるのに
対して、大きな違いがあります。


逆に言えば余剰人員がたくさんいるわけですから、きっかけさえ
あれば経済発展する余地はまだまだ高い国という見方もできます。